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- figma改造メモ 8.足装甲と色々作り直し+シルバークレイで純銀製飾りパーツ作り
一通り作ってみたものの、まだまだ質感が気になり始めたので今回は作り直し回。純銀製パーツを作ってキャスニキインナー完成までの道のりです。
(2021-03-14の記事をこちらに移転しました)
この先のコンテンツには素体のパーツ画像などが含まれますので、そういったものが苦手な方はご注意ください。大丈夫な方だけどうぞ。
一応、一通り衣装ができつつあったものの、質感がどうしても気になってしまう箇所があったので作りなおしてみることにしました。あと、足りないパーツを作っていきます。



腰布(二代目)に模様を描き入れました。ちょっとにじんでしまった…



また、100均の人形用サンダルを芯にして足装甲を初試作。これは樹脂粘土ですがあとでエポパテで作り直しそうな予感です。これはとりあえず、ということで。



あれこれ制作しながらですが、本番用衣装を作るのに使う薄衣を少しずつ集めておきます。1/12サイズになるfigmaだと14匁くらいがちょうどいい厚さに思えます。もしこれ、という色が見つからなければ染めるつもりで。
さてそんなこんな、この時点で一番気になっているのは。キャスニキのインナーに使われている金色の飾りパーツでした。今までも何度も作り直したり試作したりしてはいたのですがどうしてもなんだか気に入らず。小さいけれどちゃんとした光り方をしてもらいたくてあれこれ素材を吟味していたところ、銀粘土、つまりシルバークレイでやったらどうか?と思い始めました。
真鍮素材でエッチング処理するという手もあったんですが、これだと工業廃液が出てしまうので環境に優しくなかったんですよね。今回はなるたけ手軽さで選んでいきます。



シルバークレイというのは、その名の通り銀でできた粘土。粘土の状態で形を決めてから火を使って焼成すると純銀になるという代物です。粘土なので以前作った型をそのまま使うことができました。とりあえず何本か作ります。



最初のを作った時に、型とっておいてほんとによかった…
シルバークレイ、ややごつごつしてますがそれでもこの大きさの透かし模様はちゃんと表現できました。あとは焼いてみてどうなるか。



緊急時用に置いてあった携帯ガスコンロで焼成。普通に料理に使うコンロでできる手軽さも銀粘土の魅力です。純銀なので普通の粘土と比べるとすこーしお高いんですけど…!figmaに使うくらいだと5gパックでもほとんど余ってしまうので、これは別の機会に自分用アクセサリーでも作ればいいかなと。



加熱し続ける事20分くらい?説明書通りに焼くと、あっさり出来上がり。純銀でできたパーツが得られました。当たり前ですが、ちゃんと金属、純銀製なのでちょっと感慨深いです。粘土こねて焼くだけでこんなのできちゃうんだな~~



焼き上がりそのままだと白く鈍い輝きなので、とにかく磨いていきます。800番から2000番までの紙ヤスリでごしごし。



今まで作った飾りパーツ試作品。並べてみると結構作ったなー。今回のは下から二番目の奴です(この時はまだ未研磨)この写真だと質感の違い、わかりにくいかもしれない。一番下が真鍮製パーツなんですが、これくらいの輝きが欲しかったんです。



とにかくきらめきが欲しくて作った銀パーツなので徹底的に磨きます。2000番ヤスリのあとはダイヤモンドコンパウンドでごしごし。鏡面仕上げに近しい感じに磨き上げていきます(なお、この際に頑張って磨きすぎて一本折りました。儚い…)



無事磨き上げたら、メタルプライマーを吹いた後、Mr.クリアイエローを吹き付けて疑似メッキを施します。ここまできてクリアイエローとか…!!って感じもしますが、真鍮や金メッキにすると廃液が出て環境に優しくなかったりするので…モデル人形用だし、いいかな!と今回は一番手軽な偽メッキ方法をとりました。多分…もっといい方法がある…気がするとても…(でも作業工程がとても楽しかったのでヨシ)



これでやっとパーツはできあがり。これこれ。小さくてもこの輝きがほしかったんですよねー。真鍮パーツと並べても遜色ないくらいにピカピカです。やったー満足。



せっかくなのでインナー自体を新しくまた作りました。6代目インナー。これに出来上がった純銀パーツをしっかり縫い付けていきます。糸は飾り縫い付けのみ、キラキラを邪魔しないように透明な糸を使いました(この糸も100均で売っています)



インナー完成。ここまで作り直すのも完全なる自己満ですが、とりあえず思うところまでやりきれて満足です。インナーはとりあえずこれで完成ということにしたいところ。
今回は色々学びがあって、作っていてとても面白かったです。表現の幅が広がった気がする…!(きっときのせい)
衣装が大体上がったので次はいよいよ、キャスニキの後ろ髪をパテ制作。
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9.後ろ髪パテ制作→
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