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- figma改造メモ 9.キャスニキ後ろ髪パテ成形
まとめるのがちょっと間が開いてしまいましたが、今回はキャスニキの後ろ髪をパテ成形した記録です。
この記事には特にヘッドパーツだけの写真などが頻出します。生首状態の素体などが苦手な方は次の10.薄絹で正式ケープづくり へ回避して下さい(そちらは衣装づくりのみとなっています)
大丈夫な方のみ、以下をどうぞ。
この先のコンテンツには素体のパーツ画像などが含まれますので、そういったものが苦手な方はご注意ください。大丈夫な方だけどうぞ。
衣装の型紙や寸法などが出来上がったところで、ここで素体の方に帰りまして。
後回しにしていた、キャスニキのおろし髪をエポキシパテで盛って成形、その後塗装していく工程です。
こうしたフィギュアの改造は不慣れなため、まず先にあちらこちらのフィギュアやプラモデルの改造の記録を調べてから臨みました。
最終的に選んで使用したのはこちらのパテ。
→タミヤ エポキシ造形パテ(速硬化タイプ)100g
二種類のチューインガムみたいなパテを、はさみで両色使う分、同じ長さだけ切って、こねて混ぜ合わせるとその時初めて固まるようになるパテです。
figmaは小さいので、これを正味数センチくらいずつ使ってあとは丸々残った感じでしょうか。
残りはオルタニキの尻尾造形に使う予定。大変リーズナブル。
以下、生首写真注意です。
こねて混ぜ合わせたエポキシパテを、細くうどんのように伸ばしたものを複数用意して、それを後ろ髪にくっつけていきました。可動性を残したかったので、ちょうどランサーの金色のバレッタあたりを基準点にし、パテをどんどん盛っていきます。
最初はこんな感じで作業していたのですが…



こねたてのパテは柔らかいので、形を作っても自重で垂れてしんなりしてしまうという。元のランサーの髪の束みたいな綺麗なウェーブが出せないなあと。
このやり方では、このしんなりしたまま固まってしまうことになりそう…



そこで、横にして紙を折って支えにしてみました。
後から知ったんですけども、髪の毛みたいなパーツの場合、平面板の上で作って、ある程度塊で作りこんでから接着したほうが綺麗になるようで。今ならそういうふうに作ると思います。
この時はこういう制作がはじめてで、なんだかこれ本当になんとかなるんだろうか…と不安だったんですが、ダメだったらやりなおせばいい!と、とにかくひたすら毛束を足していきました。
分量もよくわかっておらず、混ぜたパテを作りすぎてしまったので、急遽旧槍さんの後ろ髪パーツも練習で一緒につくったりしていました



とにかく経験のないことは、すべて実践あるのみ。ひたすら盛り付けて、削ってまた盛って…の繰り返しです。硬化時間があるのでちょっと焦りますが、これが下手だけれど、粘土遊びしているようでなかなか楽しい。






ある程度サーフェイサーをならしに吹いてからまた削り込み。
初心者なのでとにかくひたすらトライアンドエラー。
とにかくひたすら、2-3日くらいかな?この工程をずっと続けたのでした。
一応これで大丈夫かな…??という形になったので再度サーフェイサーを吹いてから塗装へ。
最初はエアブラシでの塗装を予定していたのですが、取り寄せたピースが初期不良で故障していて無償交換に。
待つ時間が予定より長かったため、仕方なく、今回は市販スプレーでの塗装になりました。
使用したのは以下のブルーのスプレー。
→GSIクレオス Mr.カラー スプレー S110 キャラクターブルー
→タミヤ スプレー No.44 TS-44 ブリリアントブルー 85044
元のヘッドパーツに近い色味のキャラクターブルーで下地を塗り、毛先だけブリリアントブルーを吹いてほんの少し軽めにしてみました。
塗り終わったらこんな感じ。



初のパテ改造としてはまだ、割となんとかなった…ような??(当社比)
先に反省会をしておくと、塗装はやっぱりエアブラシでやる方が繊細で毛先などに塗料溜りができづらくなります。今回スプレーはお手軽でしたけど、せっかく細くした毛先が太ってしまったりでちょっと残念でした。塗装初心者で下手なのもあります…今後作るオルタニキの尻尾などはせめてエアブラシで塗りたいものです…
ともあれ、そんなこんなで一応後ろ髪ができました。
塗料を十分乾かしたらその上につや消しのトップコートを吹いてさらに乾燥。
首を元通りにしたのがこちら。









これで、ランサーとの差異がちゃんとつくことになりました。
もしやりなおすことがあれば、後ろ髪を直してから型取りしてブルーにした透明レジンで複製して、毛先を半透明などにしても綺麗な気がします。ともあれ、今は一応としてこれで進めようかな。
これでキャスニキ化のための直接的な素体の改造は完了です。
次回はついに正式衣装のケープを、染めた薄絹で作り直します。
←8.シルバークレイで飾りパーツづくり
→10.薄絹で正式ケープづくり
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