ケルトの神

第二部六章のネタバレが含まれます。
未プレイの方はここでお戻り下さい。







第二部六章、いろいろな方が亡くなりましたね…

ペペさんもついに、ここで。
オベロンさんはまだ何かありそうな気もするんですが。

以前からしっかり為政者しているかっこいい女帝が出てこないかなあ!と思っていたので、モルガンさん最後までやり切っていてかっこいいなと思った次第です。
最期(?になるかはまだわからないですが)も、あの終わりもきっと覚悟の上だったのだろうと。
行動に一本筋が通っていて、やり切っている人はすきだなあと改めて思ったり。
(モルガンさん、メインデアにはご縁なかったんですが、サブデアに来てくれていたのでうっかりLv100になりました)
オルタニキもそうなんですが、自分が悪であるということを自覚しながら、まるで死に急ぐように生きているキャラクターって好きなんだなあ。

六章、めでたし、みたいな怪しい文言は出ていますが、ストーリー上ではまだ全然何も終わっていないので、八月以降はまたかなりいろいろあるんだろうなと思っています。

ケルヌンノスが出てきましたね。まさかの。ケルト、ガリアの古い神。今回アイルランドが見えなかったのでケルト成分はあんまりなさそうだなーなんて思っていたところ鳩が豆鉄砲を食ったような気持ちになったりです。

ケルヌンノス。胡坐をかいた姿勢で描かれる、鹿角を頭にいただいた古い古い神さま。森と狩猟の神であり、毎年生え変わり再生する鹿の角から死と再生、冥府をもつかさどるのではといわれているとても古い神です。ケルトの民は上流階級の人はかならず首輪…トルクという装飾品をつける習慣があったのですが、そのトルクを持って描かれる神ということで有名であったりもします。(旧槍さんが首輪みたいな装備をしているのはそのなごりかなあと勝手に思っていたりします)

ガリア、ケルトの神は現代にも伝わる馬の女神エポナのように穏やかな神様も多かったようですが、いくつかの神は生贄を要求する神様でした。どの神にささげるかによって生贄の殺し方が違うんですけど、ケルヌンノスはこの中で、ローマ時代に戦に関係するエスス神と混同されていたことがあり、これは生贄を木に吊り下げたのち殺す方法を示す神でした。(キャスニキ…?)エススと三位一体と考えられているタラニス神への場合は生贄に火をつけて焼き殺します。ウィッカーマンはこの神に捧げる祭祀と伝わってきました。(後年に伝わっている木の巨人はのちの世の人が描いた想像図なので、かなり誇張が入っていると思われますが…!)タラニスは罪人の生贄を特に好むといわれていたので、基本的には罪をおかしたものを焼いて神への生贄にしていたようです。ちなみにテウタテス神へは大釜に水を張って逆さづりにした生贄を溺死させます。いずれも、戦の前や、大きく大事な願い事がある際に人身御供を捧げて神の加護を祈ったようです(全体的にみると他宗教にもみられるように人間よりは動物の生贄のほうが多かったと思いますが)

ただ、ケルヌンノスも、エススなどこれらの神様も基本的にガリア、大陸の神様なんですよね。
近年の研究では、大陸の神はアイルランドの神性とは共通性がないという研究結果も出ていた…と思うんですが。(ブリテンはどうなのかなあ。古代ブリテン島はあとの時代、大航海時代や大戦時などに切り拓かれてしまいましたが当時は島が深い森に覆われていてドルイドの聖地であったので大陸からも多くのドルイド見習いやドルイド達が渡って学んでいた時期があったので、ブリテンについては共通性があるかもしれません。形を変えて伝わっていたのかも)


北欧の神と同じく、基本的にはローマ側から蛮族の信仰とされて折々で弾劾されてきた信仰でした。ローマなんかはたびたびかなり厳しくドルイド教を取り締まったり弾劾しているので、段々とその信仰は衰退していったのでした。市井の人の間では、ドルイドのおまじないが結構もてはやされたというか、人気はあったみたいです。ケルトの民はドルイドをはじめ、すべてが口伝により、その神秘、教義を文字に残すことを固く禁じていましたので詳細が残らず、ケルヌンノスについても今は本当に断片的な情報が残るのみの古い謎の神ということになっています。おそらく豊穣を司っていて、昔はとても盛んに信仰されていた神というのは間違いないと思います。(※ドルイドは文字に残さずその教義や秘術ごと滅んでしまったため、彼らの創世の神話は失われ、ローマ側、つまり敵側からみた断片的な記録しか残りませんでした。ローマ側、特にカエサルは自らの功績を輝かしくする演出というか、プロパガンダ的に敵をことさらに恐ろしく書くこともあったため、数多いケルトの風習の中でショッキングであった生贄の風習を取り上げて特に演出して書きしるした、という可能性もないとはいえない…と一応記しておきます。今伝わっているのは勝者の歴史です。ケルトの神々の名前もローマの神の名におきかえて説明されているため、様々な誤解等も多く含まれている可能性があります…)

それがFGOにでてくるとは…!どんなふうに扱われるのかなー
今からとても楽しみです。なんだかビーストっぽいですけど、神様ですし人類愛あるのか?っていわれるととてもそんな気がしないのでビーストにはなりえない気がしているんですけど…はてさて。
ケルヌンノスが出てくるなら、キャスニキは地域違いとはいえケルトの司祭ドルイドとしても関連ありそうですね。どうなるのかな~~

そのほか。失意の庭についてだとか、キャストリアさんのあれこれについてだとか、語りたいことは山ほどあるんですけどストーリーについてはまだ途中なのでいったんおいておきまして。

今日は、やっぱり推しであるキャスニキ関連の事。

キャスニキとグリムさんって、あれは別個体なのに(たぶん)ほかのサバさんみたいにあれは別の俺、みたいな感じじゃない態度を時々とっているのはなぜなのかなあ なんて思ったりでした。

グリムさん出会い頭に「よう〇〇!(マスター!)」とか、マスター呼び捨てで非常に気やすい感じなんですけど、マンドリカルドさんとかの幕間みると、別の場所で召喚された別個体のサバさんって、どこかちょっと、同一座個体同士でも「そっちの俺」だとか、現地召喚サバさんでもマスターは別という感じでどこかなんとなく距離があるのが普通だったため、グリムさんだけまるで今まで一緒に旅してきたカルデアのキャスニキみたいな態度をとられるとどうとらえていいかちょっと混乱します。えっ 別人ですよね……??的な…??

あれは…なんだろうなあ 神霊だからなのかな…??
別個体なのに、座の記録だけでなくて、まるで記憶と感情まで引き継いでいるようにもみえるのだけど。

なので、グリムさんは初めて出てきたキャスニキの別個体なんですけど
どこか「いつものキャスニキ」感が一続きであって、とてもなにか異なるもののように思えます。

グリムさんはグリムさんで、という個体感があんまりないんだよな…マンドリカルドさんは幕間であれだけよそで召喚された俺の思い出はその俺のもの、っていうふうにすごく尊重していたから余計に。

まるでキャスニキ、端末みたいな感じにもみえなくもないです。
もしかして神霊サバさんって感情までも一続きでつながっていたりするんだろうか。
そういえば、冬木が終わって初めてカルデアにやってきたときもそうでしたね。ちゃんと一度は冬木で消滅していたのに、当たり前のように記憶も感情も引き継いだままやってきていました。まだFGO始めたばかりだったのであれが普通だと思わされていたんですけど、後々あれって相当おかしなことだなあと気が付いたりも。
座に還ったのに記憶と感情がリセットされないどころかどう考えても前個体と延長線上にある。
まさかそれが、別個体が発生してもそのまんま引き継いでいるとはなあ…キャスニキというか、オーディン神の特性なのかなこれは。
よく考えたらエレシュキガルさんもそんな感じだった気がするので、神霊系は皆感情まで普通に一続きする、って話な気もしますが。
…となると、キャスニキ、クーフーリン成分よりもやっぱりものすごくオーディン成分濃ゆいんではなかろうか。性質的にはほぼ神霊では。

カルデアキャスニキとグリムさん間の認識ってどうなってるんだろう…
もし上の特徴があるとしたら、記憶から感情まで一続きになってる別個体同士がもし出会ったら、どうなるんだろう?
お互いに混乱とかしないのかなあ。
ほかのクーフーリンズ同士でもここまで感情一続きになってないですしね。
むしろほかのクーフーリンズは「槍のオレ」とか「オルタのオレ」だとか明確に自分たちを個別に区分けている感じにもみえるのに。
槍クーはそういえば、サマーキャンプでホロウ冬木でのタコ釣りの記憶がなかったですね(エミヤさんにはあったようだけど)あれが普通のサーヴァントの特性で。
槍クーは召喚のたびに記録は共有しても、記憶と感情を持ちこさない、人の英霊・サーヴァントクーフーリンそのものであるというのがよく表現されているところなんだと思います。

カルデアのキャスニキとグリムさんについては何かもうちょっと詰めて考えてみたい感じがします。

あと、戦闘開始時に時々キャスニキが「ああ、知ってる知ってる」みたいなことを言うあれはやっぱり第二部二章みたいにフギンとムニンで広くあちこちを監視下に置いてる…って意味なんだろうなあ。
それか未来視的な何かがあると。
その視覚がキャスニキ間では共通しているから、感情までつながっているようにみえるのかもしれない。(ずっと遠隔で見ていてマスターたちに思い入れを持っているってことだと、ちょっとマーリンさん的だなと思ってしまった)

また、オークニーの部分、六章キャスの出てくる部分を何となく読み直してたんですけど

話してる内容と関係なく嘘がみえてしまうキャストリアさんが、オークニーのグリムさんがキャスニキについて、自分の説明をする部分、抑止力みたいなもの、ってはなしと冬木のアーサー王に関しても話す部分でなんだか凄い顔してるんですけど、これやっぱり嘘が入ってるんだろうかなあ。
あとそこは神霊の横やり、みたいな説明の部分と、初代グリムが甘さゆえに成し遂げられなかったことを完遂させる、と語る部分。

後者はどちらかというと悲しみなのかなあ…と勝手に思いましたが(なにせ完遂したらキャストリアさんは死ぬんではなかろうか)やっぱりちょっと、キャスニキの成り立ちってまだなにか伏せられている感じがしなくもないです。
冬木のアーサー王について凄い顔してたのかもですけど。
キャストリアさん、物語のはしばしでなにかみえてるのか時々変な顔しているので、そこの部分だけでも押さえておくと気になることが増えていきますね。

グリムがでっかくなってるの知ったらトネリコが悲しむぞ!とハベさんがいってるので、トネリコさんは結構初代グリムさん(セタンタさん?)に思い入れがあったのかもなーなんて思ったりでした。
…普通にモルガンさん戦にキャスニキ投入しまくってたんですけど大丈夫だったろうか…めっちゃ再会してしまってるじゃないですか…

ともあれ、八月公開まであと少し。

気合い入れて臨みたいと思います。