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  • 最終更新
    2024/05/01
#雑記 #神話伝承系
田中美穂氏の論文を読んで現代の、
遺伝子学と考古学的視点から見た「ケルト」に関する論文で問題点を観たりしてたのですが

FGO今後ケルトの扱いはどうするんだろなー
数年前から言われてたことではありますが
(というかFGOのケルトの扱いについては考古学的なあれこれの
それ以前に色々…色々!!という話なのは理解しているものとして)

従来のケルト神話群の物語のすばらしさについては何も変化はないので
クー・フーリンに関してはアイルランド神話、
もしくはヒベルニア神話出典ってことでそろそろ名称改めたらいいのでは…と部外者的には思いますが
(クーフーリンがアイルランドの大英雄というのは全くゆるがずその通りなので)

キャスニキがなあ…
以前もどこかでつぶやいたとおり
ウィッカーマンはガリア(ケルト)として伝わっている文化なのですっごい問題になってくる気がする
色々辿っていくとなんだろう…
名前だけクーフーリンみたいなことになりやしませんか…キャスニキ…
魔術の形式とか(足元に描かれている陣とか)みても
魔術関係大陸もしくは北欧成分がほぼ80パーセントくらいある…気が…
いや、元々アイルランド独自のオガムじゃなくてルーン使ってるし90%!?

でも六章すぎてキャスニキは北欧のあれそれあったので
ガリアとゲルマンのあれそれは後に侵略もしくは文化的浸食あったし地理的に近いし…!まあ!…まあ!!(超らんぼう)
って感じに……なってきた気が…します……自分の中で(というかそう考えるしかない)
ここにきて混ぜ物有でよかったかもしれない!って感じになるとは思いもしませんでしたが
一応把握しなおせてよかったなという話でした
無辜の怪物じゃないですけど、サーヴァントは生前だけでなく
後世の人々の願いや想いが作用してできあがる、って設定もあるので
「ケルト」の概念が時代によって揺らいでるのも事実だしセーフだセーフ!みたいな。(ガバガバです)
とりあえず個人的にはドルイドというか趣味の大樹信仰文化風味をこれからも詰め込んで描くかと思います…
(個人的にキャスニキについては一応鶴岡氏の論説一部と、
 あと紀元始まってすぐくらいの医者もしくはドルイドとみられている人物の実際の遺物内容、
 ウィッカーマンがあることからアイルランドだけでなくガリア地方にまで渡る各地伝承、
 他一部北欧のイルミンスール伝承なども参考にしております)


アイルランドの大部分のひとは遺伝子的にはスペイン、イベリア半島にルーツがあるらしいです
スペインで「ケルト」系っていったらガリシアですよね!!
やっぱりつながりがあったんだなー!カストロ遺跡とか滅茶苦茶ロマンですよやっほう!(考古学好き)
スペインにはそれとはまた別に個人的にちょっと思い入れが強い地域だったりするので
勝手にちょっと嬉しかった気がしています

閑話でございました

ゲームとはまた別で、従来のケルトの概念とはまた区別された古代の考古学的研究が進んで、
実際のブリテン諸島とアイルランドの古代がどんなだったかわかるようになったらいいなーと思います
当時の信仰と暮らしに興味があります。泥炭地に遺物とか今も見られる遺体(多分生贄にされたひとといわれてます)がそのまま残ってるの、
全部が暑くて腐って無くなる日本からするとすごくなんかロマンに感じるんですよ…
いつかそういうのも解明されていく日がくるのかもしれないですね
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