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  • 最終更新
    2024/05/01
#雑記 #神話伝承系
古代からの死生観が保存されているかなと思い
マヤ・アステカの供犠について調べたりもするんですが(古代死生観の参考にしたい)
この死生観はやっぱり独自…というか人間の生贄の数が尋常ではないので
やはり他の文化の参考にはならない独特すぎる文化な気がしています。他の地域にはここまでのは見られないと思う。

生贄になるのは名誉だったのでみんな競って立候補した、という理由がついていますが
それも信じたくなりそうなほどの、考古学的に発見される生贄の人骨の数が尋常ではない…
フェイ・ツォンパトリ とかものすごい…


あと、スペイン人が征服した時に現地の文献や都市に破壊の限りを尽くしているので
やはり正確に伝わっていない部分が多い感じだなあとか。
セノーテの生贄についても、実際潜ってみたら人骨があったのは確かですけど
これも実は正確にはわからないそうで、生贄ではなく葬儀の可能性もあるようですね…?

マヤ・アステカについては独自の死生観、
死後の方が生前より良い物と考えていたという特徴は確実にあるだろうけれど
うーんやっぱり参考にとどめる、くらいがいいなあ。

自らが征服したり破壊した(対立した)異文化の事を、
ことさらに残虐だとか悪いイメージを付加して伝えるのは
今も昔も同じようである気がするのでなるべくそれを考慮にいれてかんがえたいところですが。

昔からあるプロパガンダ。

アステカの教義的には、五番目の太陽は一人の神がその身を火にくべて犠牲にしたおかげで輝いているから
人間の生贄はその負債を払うためという名目で行われていたそうです
太陽を変わらず輝かせるため、太陽の活力にするために、夥しい数の人間が、生贄に捧げられたと。
人々はそれを心底信じていたんだろうなあ…(でないとこの数にならない気がする)
アステカ王国は非常に戦闘的な国家で、「生贄を確保するために」戦争をしていた

余談。アステカ王国って滅ぼされるまで実質93年しかなかった短命な国だったそうですが
このペースで生贄狩りをしていたら(生贄のための人間が足りないので周囲の部族と戦って
捕虜を生贄にしたらしく周辺部族から物凄く恨まれていたそう。
それはもう、スペインが彼らを抱き込んで一緒にアステカを滅ぼしたほどに)
早晩立ち行かなくなっていたんじゃないかなあ…なんて
ちょっと思ったりはしました

歴史にifはないけれど
マヤ文明は長かったですけども、アステカ文明は征服者がいなくても難しかったような気がします
畳む


メソアメリカに今も伝わる球技ウラマのプレイ動画

古代神に奉納された球技の方はルールが不明だそうですがその流れはこのウラマに残っているそうです
アステカ文化に記された、腰だけを使ってボールをやり取りする球技、が
文だけだと想像つかなかったんですけどなるほどこんなかんじなんですね!