XX admin 2022/06/13 #植物数年前記念樹として植えられていた親樹を訪ねてどんぐりを拾いに行き(親樹は残念ながらその直後くらいに枯れて死んでしまったそうです)発芽させて今も元気に育てているオーク(ヨーロッパナラ)の若木さん育ててみて気づいた事が数多くありますが数年目になって気付いた事メモ・とにかく成長が遅い一緒に日本のどんぐりである欅やコナラを育てているのでよく比較できるんですけどもとにかくオークの木の成長はゆっくりです冬眠から覚めて葉っぱが出るのも遅いし葉っぱの数ものんびりと増えていく感じあととても水がだいすきで現地ヨーロッパでは水に根をおろして水脈の上に生えているため水源の目印にされていたというのもうなづけます水はあげすぎるくらいでちょうどいいみたいまたヨーロッパの樹ですが日本の強烈な真夏の日差しでも浴びると非常に元気です陽木というのもよくわかる姿です試していないけど日陰だとこの樹弱るかもしれないなあ…・上に伸びるより幹が太ってゆく欅なんかと比べるととにかく背が伸びるのがのんびりさんで遅いです…が幹がどんどん太くなっていきますこれは育て方の違い(地植えでないから)かもなので誤差かもしれないんですけども。まだ発芽して数年ですがもう親指の太さを余裕で超えました同じ年から一緒に育てている欅とコナラはまだ鉛筆くらいの細さ。もしかしたら、オークの樹は幹から大きくなるのかな…???意外と盆栽向きかもしれない…・冬期の葉っぱがとにかく落ちない。落葉しづらいこれは古代の人もよく言い残していたような気がしますが冬になり、他の樹が落葉して裸になっているような時でも余裕で葉っぱが樹上に残っていますわっさりもっさり茶色になった葉っぱが密集していてひっぱってもとれない…とても丈夫これは日本のドングリにはあんまりない傾向かも葉っぱが残るので、現地では防風林に使われていたというのも納得です以上、数年で分かったことをまとめるとオークの樹、特に長寿で大きくなりやすいそうですが成長が遅いのでひとたび伐採されたらたぶん回復するのが容易ではないのだろうな…と思いました現に実際あちらでは森が長く回復しなかったようですしそれにはこれも要因に含まれるのかもしれないですね今後も継続して観察していきたいですドングリから育てたので愛着がとてもあるオークの若木たち何気に、都内でオークの樹って見られるところ少ないんです全国でも外来種だし今はナラ枯れ病が流行ってるせいもあって枯死が続いてるそうですしそこまで多くはない…んじゃないかなあたぶん都内に植わっているオークを見に行くと大体虫や病気にやられて死にかけている印象がありますあれたぶん水源の上に植えてあげたらもっと元気に育つ気がするんだなあ…カシワのような葉っぱが特徴的でとても好きな樹になりました葉もあまり数がでませんが、しっとりした深い緑色で綺麗です
数年前記念樹として植えられていた親樹を訪ねてどんぐりを拾いに行き
(親樹は残念ながらその直後くらいに枯れて死んでしまったそうです)
発芽させて今も元気に育てているオーク(ヨーロッパナラ)の若木さん
育ててみて気づいた事が数多くありますが
数年目になって気付いた事メモ
・とにかく成長が遅い
一緒に日本のどんぐりである欅やコナラを育てているので
よく比較できるんですけども
とにかくオークの木の成長はゆっくりです
冬眠から覚めて葉っぱが出るのも遅いし
葉っぱの数ものんびりと増えていく感じ
あととても水がだいすきで現地ヨーロッパでは水に根をおろして水脈の上に生えているため
水源の目印にされていたというのもうなづけます
水はあげすぎるくらいでちょうどいいみたい
またヨーロッパの樹ですが日本の強烈な真夏の日差しでも浴びると非常に元気です
陽木というのもよくわかる姿です
試していないけど日陰だとこの樹弱るかもしれないなあ…
・上に伸びるより幹が太ってゆく
欅なんかと比べるととにかく背が伸びるのがのんびりさんで遅いです
…が幹がどんどん太くなっていきます
これは育て方の違い(地植えでないから)かもなので誤差かもしれないんですけども。
まだ発芽して数年ですがもう親指の太さを余裕で超えました
同じ年から一緒に育てている欅とコナラはまだ鉛筆くらいの細さ。
もしかしたら、オークの樹は幹から大きくなるのかな…???
意外と盆栽向きかもしれない…
・冬期の葉っぱがとにかく落ちない。落葉しづらい
これは古代の人もよく言い残していたような気がしますが
冬になり、他の樹が落葉して裸になっているような時でも余裕で葉っぱが樹上に残っています
わっさりもっさり茶色になった葉っぱが密集していてひっぱってもとれない…とても丈夫
これは日本のドングリにはあんまりない傾向かも
葉っぱが残るので、現地では防風林に使われていたというのも納得です
以上、数年で分かったことをまとめると
オークの樹、特に長寿で大きくなりやすいそうですが
成長が遅いのでひとたび伐採されたらたぶん回復するのが容易ではないのだろうな…と思いました
現に実際あちらでは森が長く回復しなかったようですし
それにはこれも要因に含まれるのかもしれないですね
今後も継続して観察していきたいです
ドングリから育てたので愛着がとてもあるオークの若木たち
何気に、都内でオークの樹って見られるところ少ないんです
全国でも外来種だし今はナラ枯れ病が流行ってるせいもあって枯死が続いてるそうですし
そこまで多くはない…んじゃないかなあたぶん
都内に植わっているオークを見に行くと大体虫や病気にやられて死にかけている印象があります
あれたぶん水源の上に植えてあげたらもっと元気に育つ気がするんだなあ…
カシワのような葉っぱが特徴的でとても好きな樹になりました
葉もあまり数がでませんが、しっとりした深い緑色で綺麗です