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  • 最終更新
    2024/03/27
#雑記 #神話伝承系
小さな頃、田舎の家に曽祖父が残した世界各地の神話全集みたいな本がありまして。
すごく古い本でしたが、あれを帰省のたびに読むのが小さい自分にとっては楽しみでもありました。アイルランド神話についてもそれがきっかけで知ったのです。確か、小学校低〜中学年くらいかな?

そして北欧神話については、日本神話とほぼ同時期かそれより少しだけ早く、つまり人生で初めて触れた神話群なので個人的には馴染みがやたらあるんですけど、Fate世界だとなぜかケルトと結びついてますよね。
もう慣れてきましたけどこれ理由何かあるのかな?
スカサハとスカディが同じ外見な理由て何でしたっけ…あとでもう一度読み直してみないとならないかもしれない。

神話全集、北欧と日本神話を大体同時に読んで、その後がギリシャだったんですけど、あまりに神様が人間っぽくてびっくりしたんだよなあ。
北欧の神様ってあれはやはりヴァイキングの神様でもありますし、基本精神がザックリしていて、思い切りとかいいんですよね、良くも悪くも。死ぬときゃ死ぬし、生きるときは生きるわみたいな。
北の大地の厳しさのせいかもですが、生きることにも死ぬことにも、神様同士の関係にしてもやたらサッパリしてる印象があって。
日本神話の神様も、割とサッパリしてる感じはありました。少なくとも、あんまり嫉妬やら恋愛やらでそこまでドロドロはしてなかったような…主神オーディン神自体がなんというか文系というか学者肌だからだったのかなあ、あれ。

対して、ギリシャ神話は大変です。なんか八割くらいそういう話な気が…ど、どうだろう。全体数から割り出してないのであれですが、何というか神様だけど非常に人間の業みたいなのを描いた物語群で、小さな頃はじめて読んだとき、女神ヘラの苛烈さにドン引きした記憶が今でも鮮明に残っているのです。
地域によって、神話とはこうも味わいが違うものかと。それも、違いがあって面白いものだと今は思いますけど、当時は何だか、ちょっとそのあたりで壁を感じたりしてたっけなあ。人間より、動物の方が好きでしたしね。

そして木や動物の話が好きでしたから、北欧神話、日本神話とはそういう意味でも相性がよかったのでした。北欧神話群で一番の推しはフギンとムニン、2羽のとても賢いワタリガラス。
二頭のオオカミ、フレキとゲリもですが、足が沢山あるスレイプニル、月を飲み込むフェンリル、捨てられた世界蛇、ミドガルズ蛇たるヨルムンガンド。
やたらかっこいい動物達が神様顔負けで活躍するのが好みで、だから日本神話と同じに小さな自分の下地みたいになっていったんだと思います。
トール神のヤギにはほんとうに同情しました…働き者なのに何度も食べられては復活してほんとかわいそう。あの伝承読んだときは何度も痛い思いして死んでは生き返らされて、何度も何度も食べられるってどんな気持ちなんだろうと一日めちゃくちゃ落ち込んだりしたなあ。

なんだか、今回キャスの事でその時の気持ちを思い出したりでした。
やっぱり第3スキルは封印だな…!!

そして、これとは関係なくアイルランドを侵攻したのがヴァイキングでもあるので、混ざってるのはまた別の意味で複雑な気持ちにもなったりもするんですが…
創作は創作としてたのしみたい派なので、それは飲み込めますが…!
原作には従うので設定は知りたいんだなー。
そのうち語られる日がくるのかな?

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