二部七章ナウイミクトラン後半の感想

二部七章ナウイミクトラン後半のネタバレを含む記事です。未プレイの方はご注意ください

感想、というには忘れないうちにのメモを兼ねているのでいつも以上に乱文さがすごいかと思いますが、おいおい改稿予定ですのでご容赦を。

七章後半、クリアしました…いや、しましたというか「できました」

今回は本当に弊デアでクリアできるか自信がなくて、ORT戦で全サーヴァントを呼んで戦え!!!ってなった時に青くなりました…

ご存じの通り弊デア、クーフーリンズ以外が物凄く貧弱…というか知識があまりにないもので冬木から全てをクーフーリンズ四人でクリアしてきたので本当に他のサーヴァントを連れて行ったことがほとんどなく…他サーヴァントに対する知識がほぼないのです…一応在籍しているサバさんはすべて育成だけはしてありましたけど恐ろしいことに宝具すらみたことのないサバさんが大勢いまして(当然絆は0です。ひどい)

なので、ええ、もう!
めっっちゃくちゃこわかったーーー!です!!!

最後の最後まで、いけるか?!いけるのかこれ?!勝てるのか?!?!とか久々にとってもハラハラした戦闘を過ごさせていただきました。つらかった…
加えて、普段人道に反しそうなスキル、ステラや陳宮さんの自爆宝具やキャスニキ新3スキル首吊りなどは絶対使わないようにしてきたので、仕方ないとはいえサーヴァントの皆さんを鉄砲玉の様に使い捨てていくシステムに衝撃をうけまして…この点では自己嫌悪がすごい……いや、ほんとよく勝てたな?!

というわけで、勝ったその日のうちに、忘れないうちに色々とメモをしたためておこうと思いました。文章の順番とかめちゃくちゃですけれど忘備録ということでひとつ。ストーリーの感想は後半、まずは戦闘部についてのメモです。ストーリー部についてだけ読みたい方は後半まで飛ばしちゃってください。

後半戦、中盤くらいまでは編成縛りがありましたがなるべくクーフーリンズを押し込んで、マシュさんたち+クーフーリンズ3人くらいで勝利していきました。無理矢理でも絆ポイントを丸ごと捨ててもなるべくクーフーリンズだけ連れて行く…弊デアのいつもの方針です。

まずは正体に吃驚したカマソッソさん戦。

なんと旧槍さんの獣殺しが入る

しょっぱなでなんですがカマソッソさん蝙蝠なのでもしかして?と思ってたら旧槍さんの獣殺しが入りました。

無駄にテンションあがりました!
(露出少なくてわかりにくいですが自分の一番の押しは旧槍さんなのです)

それ以外は…カマソッソさん戦は素直に殴り合って勝った気がします(ORT戦の衝撃が凄すぎて既にちょっと忘れてしまっている戦闘)

カマソッソさん、まさかのビースト。いや確かに成り立ちを考えると人類愛以外の何者でもないのでそうなるんでしょうけども…忘却により不死を支えていたその存在の在り方が哀しい。
カマソッソさんはずっとぐださん達に、覚えていなくてもシンパシー感じ続けていたんだろうな。「最後のひとりの戦士」という重責。
過去が思い出せなくて今だけってどんな感じなんだろうって思うんですが、家族が一過性全健忘で夜間に救急車で運ばれた時に短期記憶しかできなくなった状態をみているのでそれの怖さは知ってます。これは記憶が10分しか持たなくなる病気で。(こわいですよ、目の前で10分しか記憶が保てない人間見るのって)
でも過去が思い出せなくなると人間ってすごく幸せそうに笑うんですよね。
過去を覚えているということについて色々考えてしまった経験。

話が逸れました。

後にORT戦をこなしていくうちに、カマソッソさんへの評価がうなぎ上りになるという…シナリオというか物語構成の妙を味わいました。
それやストーリーについてはまたのちほど。

そして…七章の一番の難関だと思われるORT連戦。

しんどかった…何度目かになりますがいいます しんどかった…!!!!!
ORT戦すごかったなああああ!!!
なんかもうその感想しかでてこないです。

本当によく勝てたなと思う。正直無理だとおもってましたし!!!

始めのうちはよくわからなくて星1サーヴァントさんから6騎ずつ編成していったので後列とか無駄にただただORTの餌にされてるようでつらかったですが…そのうち凸カレスコを持たせて、アニバーサリーや極地礼装で極限まで宝具の性能あげたり回避加えたりして一発ぶちかましてから食べられる方式にしていったらなんとか勝てた…みたいな感じです。もう自分でやっていて、非常に非人道的すぎて凹みました。
いやあ…今まであれだけ非人道的なスキルとか宝具使わないようにしてたのに……自己満足にすぎませんけど…。でもやっぱへこんだなーーー!なにこの特攻!しかもこれだけの犠牲を積み上げて、相手を倒しきれるかはわからない(基本攻略サイトなどもみないので手探りなのです)めちゃくちゃメンタルにきました、つらい……。

しかし、そのひどい戦法が実を結び、結果的には星1-3までのサバさんほぼすべてと星4サバさんがちょっぴり食べられただけでなんとかすべてのゲージ、12本を片づける事が出来ました。なんという犠牲なのか。多分もっといい手はあったんだと思いますが、あまりにも…あまりにも他のサーヴァントの皆さんの事を知らなさ過ぎたので作戦がたてられませんでした…(反省しかない…)

総力戦ラストはキャスニキのウィッカーマンでした

ORT総力戦、最後はクーフーリンズ四人が出てオルクーとキャスニキで。
ラストのウィッカーマンが決まった時は嬉しかったなーーー!
こっちの戦闘ではアペンド3開放したキャスニキが大活躍してくれました(キャスニキはなぜかフォーリーナー特攻がアペンドでつくので。これ予知してたのかな北欧大神??)キャスニキかっっこいいー!!
ORT総力戦を終えた時は、これでもう誰も犠牲にしなくていいんだっていう安堵が一番強かったです。

ちょっと話逸れますけど、これってぐださん達いまのカルデアに「外道な戦法を執ることもある」という意識を持ってもらいたいからなのかもですね。メタ的な見方ですけど。

たとえば弊デアはなるべく非人道的な手段は取らないように、ステラや陳宮さんの宝具、キャスニキの新第三スキルのようにサーヴァントの犠牲を伴う力は使わないようにしてきているのですが、そんなカルデアであっても今回七章のこの戦闘では少なからずサーヴァントを「鉄砲玉」扱いして戦わねばならない局面が絶対強制的に発生していたはずなので。

最初は嫌々ながら、段々彼等をそう扱い、戦うこと、倫理観が麻痺してくるあの感じ。
この先のシナリオで語られるカルデアの行い、人理の乱用が糾弾されることに繋がるんだろうなと思うとすごい作りをしているな七章!と。

そしておそらくこの比ではないくらいの人間、自分の民を老若男女すべて犠牲にしてきたカマソッソさんのことをここで思い出して何とも言えない気持ちになるという。
あとから彼の戦いを追体験したり重ねることができるようになることでいろんなことがじわじわくるという凄い作りのシナリオでした。物語構成の妙。すばらしい。

彼がニトクリスさんの言葉にかゆいかゆいと言っていたのは、犠牲にした民の名前を覚えていることができないからというのもあるんだろうな。羨望。ある種の敬意。忘れているはずだけれど覚えているもの。自ら命を断った以外にもそんなところが。

話がとびとびになりましたが戻ります。

ラストのオルト・シバルバーはオルタニキが止めを刺しました

わかっていて頭悪い戦い方をしています。フォーリナーにバーサーカーのオルタニキで勝利するという。わかっています、いつもの無茶です…!!!(今まですべてそんな感じで乗り越えてきました)どうしても戦いではクーフーリンズに、勝ってもらいたいのです。

ラストの数戦は動画撮ってましたので、途中からですが以下クーフーリンズVSオルト・シバルバー戦↓ 等速のみです

ORTとオルタニキ、一対一になった時の緊張感がすごい

これ、途中オルクーだけになった時これは無理かな…ってちょっと思ってたんです。でもオルタニキが頑張ってくれました。まさかと思ったけれどノーコン令呪もない状態で勝利してくれました。フォーリナー相手にバーサーカーぶつけ続けるという無理難題すぎる運用なのに…!ありがとうありがとう…!クーフーリンは見事に無理難題に応えてくれましたよー!めちゃくちゃかっこよかったです…!

そしてラストのテスカポリトカ戦↓ 同じく等倍のみ

7章ラスト、テスカポリトカ

これもいつもの超高難易度とおなじ運用でなんとかしました…無敵貫通礼装とキャストリアさんがいなかったらおそらく詰んでたと思います。感謝!
ルーラークラスなので楽に思えましたが多分何か感覚が狂ってしまっている。フォーリナーORTをずっとオルクーで殴り殺してたから…ルーラーいいねやわらかいな…とか思ってました。思考があぶない。テスカポリトカさんはそれはそれは楽しそうに戦う方なのであとくされなく楽しくやれました。なんだかこの方好きかもしれない。おつかれさまでしたーー!

…というわけで、できうる限り今回の七章もクーフーリンズと一緒に行って踏破してきました。なんとかなった…いまだにちょっと信じられない…(ORT戦が)

話変わりまして、ストーリーについて。
memoとか前半感想の方でもすでにいってたんですけど、個人的に今回の異聞帯とても気に入っていまして…ディノス達の倫理観とかとてもしっくりくるというか、なぜ彼らが剪定事象になってしまったのか本気でわからなかったのです。
他人と比較をしない、誰かに勝利したいという概念がないという文化。

ここまでの知性を保ちながらも同族殺しを何万年間もせずにいられたなんてすごいと思います。普段人間の歴史を調べていて、どんなにか戦争の歴史に凹んできたことかわかりません。

そしてテペウ氏。
これも前半から言ってましたけど、もーーーーーーすごく好きでしてーーーー!!

ミクトランに愛着を持つあまりに、ストーリーを進めるのが普段よりとてもゆっくりになっていたほどです。異聞帯である以上は、必ずその終わりをみることになるので…今回はそういう意味で進めるのが怖かったし、どんなにひどい結末になるのかと非常に恐怖していたんですが、予想に反して穏やか(どんだけひどい予想をしてたって話ですが)な、両者納得できるような終わりになっていたのでそれはほんとうによかったです。とても悲しいですけど…最後1ゲージ削ってくれたディノスってテペウ氏のことですよね。直死の魔眼すごい。テペウ氏、自分でもちょっと口にしてましたが一緒に旅についてきてほしかったなこの先もずっと…叶わない願いですけども。

不死である友達を死によって救いたい、と思っているところ、ちょっとクーフーリンとスカサハ師匠の関係を思い出しましたけど、テペウ氏が最後に「死という痛くてつらい思いを彼女にさせなくてほんとうによかった」と思ってくれたのがとても救いでした。

そういう風に、何にしても賢明に考えられるところ、ほんとすきだなあ…。
ワクチャンも…!やっぱりそうなるんだろうな!って感じの最期でしたけど、ディノスのひとたちはみんな最後まで明るく賢明で…だから後味が悪くないんでしょうけど。

そんなひとたちが剪定に選ばれていたのはやっぱり未だに疑問が残ったりしてます(人類種がそんなにいいものじゃないと自分は思っているからかも)人間とかけ離れた姿をした彼らがそうした精神性をもっているのが描かれることで違和感を感じないのが哀しかったです(これ、たぶんディノスの姿が人類に近いものだったらそんなきれいごとがあるかー!って感じであんまり額面通り受け取れなかった気がするんですよね)
これは賢明な恐竜種というファンタジーだから描けた物語であると思います。

とても穏やかで、綺麗な物語でした。

テペウ氏については本当に多分もっともっと語りたいことがあるんですけど、あまりに冗長になるのでこの辺にしておきます。ここまででもすでに十分長くなりました。ばか…!

ディノスのあり様がすきなので、最後のあの選択は個人的にはあまりよくはないように思ってしまったのだけれど(だってあれはあまりに人類賛歌が過ぎるように思って。個人的に、ですが)それでも、お話が丸くなるにはあの終わりがよかったのだろうな…とも。

今回のストーリー全体としては、二トクリスさんとてもすきなので今回詳細に大活躍していてとても嬉しかったです!哀しい最期でしたけども…。ドゥムジ神すごかったですね。エレちゃんたちオルタさんも大活躍で面白かったです!
ククルカンさんもすきな性格のひとでした。スキル構成からしてめっちゃくちゃ強かったので後でこの方にどうやって勝てばいいんだ…と鬱々していたので戦わなくてよかったのは正直嬉しかったです。オルガマリー所長も好きだったので今回冬木みたいに一緒に行動できて嬉しかったり。
あとオルタの定義詳細がわかったのも。
「王になる事を忌避した戦士が、嫌悪した通りの王になる」
その英霊の信念、人生といったものへの裏切りを、自らの手で行う事
オルクーをじっと見てしまいました…うちではオルタニキを狂王とは呼ばないのです。そう呼ばれるのは1部5章の彼だけだと思うので。その思いをさらに強くしました。オルタやアヴェンジャーやバーサーカーの在り方にはいまだにカルデアへ呼ぶのに罪悪感があります(そのクラスである間はずっと苛まれ続けるそうなので。肖像イベントだったかな?そう語られていました)

カルデアが異星だというのは結構前から予測していたので驚きはそこまでなかったですけど、詳細が明らかにされるのが怖くて楽しみです。えげつないものがでてきそう…

ともあれ、大冒険、しんどかったけどたのしかったです。抑えたつもりでどれだけ長文になっているのか…!

ここまで乱文を読んでくださった方、ありがとうございます。おつかれさまでした。

今回も、無事にクーフーリンズに勝利してもらうことができました!ヨシ!

絆ポイントを盛大に捨てましたが満足です…!
絆15とLV120以上早く解放されないかな~~~

しかしぺぺさん、デイビッドさんのどの辺がすきだったんでしょう…?追いぺぺさん期待してたので余計気になってしまいました(ペペさんすき)

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